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整骨院のLINE公式アカウント活用術【2026】料金3プランと予約・リピートの配信設計

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「LINE公式アカウントを作ったのに、友だちが増えない」「クーポンを配ったら新規は来たが、2回目につながらない」「無料プランの200通がすぐ足りなくなった」——整骨院・接骨院のLINE活用は、始めるのは簡単でも、成果が出るところまで運用できている院は多くありません。

結論から言うと、整骨院のLINE公式アカウントは「新規集客の道具」ではなく「来院した患者さんとの関係を続ける道具」として設計すると成果が出やすくなります。具体的には、①受付・会計で友だち登録してもらう導線、②予約・営業時間・アクセスに1タップで届くリッチメニュー、③来院からの経過日数に合わせた少ない回数の配信、の3つをそろえ、配信は料金プランの通数内に収まるよう対象を絞ります。そして、配信内容は柔道整復師法と厚生労働省の広告ガイドラインの範囲で書き、症状の相談など健康情報の扱いには注意が必要です。

この記事では、LINEヤフー公式の料金プラン・ガイドライン、総務省の情報通信白書、厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドライン、個人情報保護法といった一次情報をもとに、整骨院のLINE公式アカウントの基本、料金、予約・リピートを増やす配信設計、注意点までを順番に解説します。

この記事の要点
①LINEの利用率は2024年に全体94.9%、60代でも91.1%(総務省)。電話・紙に頼っていた年配の患者さんにも届く連絡手段になった
②料金はコミュニケーション0円(200通)・ライト5,000円(5,000通)・スタンダード15,000円(30,000通)(いずれも税別・月額)。チャットと応答メッセージは通数に数えない
③通数は「配信回数×送った友だち数」。全員に週1回送ると、友だち50人でも無料枠の200通を使い切る
④一斉配信は広告として扱い、広告できる事項の範囲で書く。保険施術の一部負担金の割引クーポンは出さない
⑤症状・既往歴は要配慮個人情報。トークで問診まで済ませる運用は避ける

整骨院のLINE公式アカウントとは?個人LINEとの違い

LINE公式アカウントは、LINEヤフーが提供する事業者向けのアカウントです。友だち登録した利用者に向けてメッセージを一斉配信したり、1対1のチャットで問い合わせに答えたり、画面下にメニュー(リッチメニュー)を表示して予約ページやアクセス案内へ誘導したりできます。個人のLINEアカウントを院の連絡用に使うのとは違い、複数のスタッフで管理でき、院長個人のプロフィールや友人関係を患者さんに見せずに運用できるのが大きな違いです。

整骨院でLINEが使われるようになった背景には、利用者の広がりがあります。総務省の情報通信白書によると、LINEの利用率は2014年の55.1%から2024年には94.9%まで上がり、60代でも2014年の11.3%から2024年には91.1%になりました。整骨院の患者層に多い中高年にも、電話やはがき以外の連絡手段として届くようになっています。

LINE利用率の推移(全体・50代・60代)
出典: 総務省『令和7年版 情報通信白書』図表Ⅰ-1-1-2
年代2014年2019年2024年
10代77.9%94.4%93.6%
20代90.5%95.7%97.7%
30代69.8%94.9%97.9%
40代63.4%89.3%94.8%
50代37.3%86.3%94.5%
60代11.3%67.9%91.1%
全体55.1%86.9%94.9%
年代別のLINE利用率

出典: 総務省『令和7年版 情報通信白書』図表Ⅰ-1-1-2 LINE利用率の推移(年代別)(2025年)※原典は総務省「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(CSVデータ)

認証済アカウントと未認証アカウントの違い

LINE公式アカウントには、LINEヤフーの審査を通過した「認証済アカウント」と、審査なしで個人・法人を問わず作れる「未認証アカウント」があります。認証済アカウントには認証バッジが付き、公式に確認された事業者であることが利用者に伝わります。一方、メッセージ配信やチャットなどの基本機能は、未認証でもほぼ差がないとされています。開院直後はまず未認証で始め、運用が軌道に乗ってから認証を申請する院も少なくありません。

項目認証済アカウント未認証アカウント
作成できる人LINEヤフー所定の審査を通過した事業者個人・法人を問わず誰でも
認証バッジ付与されるなし
基本機能(配信・チャット・リッチメニュー等)使える認証済とほぼ差がない
有料プランへの変更できるできる
向いている院開院から時間がたち、院名で探されることが増えた院開院準備中・まず試したい院
LINE公式アカウントの種類

出典: LINEヤフー for Business『アカウントの種類』(2026年10月20日参照)

LINE公式アカウントの料金プランと「通数」の数え方

料金プランは3種類で、違いは月額固定費と、毎月送れるメッセージの通数です。2026年10月20日時点の公式ページでは次のとおりです。

プラン月額固定費(税別)無料メッセージ通数追加メッセージ
コミュニケーションプラン0円200通不可
ライトプラン5,000円5,000通不可
スタンダードプラン15,000円30,000通可(従量課金。配信数に応じて単価が変わる)
LINE公式アカウントの料金プラン

出典: LINEヤフー for Business『LINE公式アカウント 料金プラン』(2026年10月20日参照)。追加メッセージ料金は2026年10月1日に改定されているため、単価は公式ページで最新の値を確認してください

ここで間違えやすいのが通数の数え方です。通数は「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」で計算されます。友だち300人に1回配信すれば300通です。一方で、LINEチャットでの1対1のやりとり、応答メッセージ、あいさつメッセージは通数に数えません。予約の問い合わせにチャットで答えるだけなら、無料のコミュニケーションプランでも費用はかかりません。

出典: LINEヤフー for Business『LINE公式アカウント 料金プラン』(2026年10月20日参照)

友だち数月1回 全員に配信月2回 全員に配信週1回(月4回)全員に配信目安のプラン
50人50通100通200通コミュニケーション
200人200通400通800通月1回ならコミュニケーション、それ以上はライト
500人500通1,000通2,000通ライト
1,500人1,500通3,000通6,000通月2回までライト、週1回ならスタンダード
友だち数と配信回数ごとの月間通数(通数=配信回数×友だち数で計算)

表のとおり、友だちが増えるほど「全員に毎週送る」運用は費用がかさみます。後で説明する「来院からの経過日数で対象を絞る配信」に切り替えると、送る相手が絞られるため通数も抑えられ、患者さんにとっても関係のない案内が減ります。

整骨院でLINE公式アカウントにできること|機能と使いどころ

LINE公式アカウントの機能は多いですが、整骨院で効果が出やすいのは次の6つです。最初から全部使う必要はなく、上の3つ(リッチメニュー・あいさつメッセージ・チャット)を整えるだけでも、電話応対の負担が減り、予約の取りこぼしを防げます。

機能整骨院での使いどころ通数への影響
リッチメニュー「Web予約」「電話する」「料金」「アクセス」「初めての方へ」を1タップで表示なし
あいさつメッセージ友だち登録直後に、予約方法・営業時間・駐車場を自動で送る数えない
LINEチャット予約の変更・キャンセル、持ち物などの問い合わせに1対1で回答数えない
応答メッセージ(自動応答)休診日・時間外に「〇時以降に返信します」と自動で返す数えない
メッセージ配信(絞り込み・ステップ配信)休診のお知らせ、来院から日数がたった患者への案内数える
ショップカード・クーポン自費メニューの来院ポイント、初回体験の案内配信すれば数える
整骨院で使いたいLINE公式アカウントの機能

出典: LINEヤフー for Business『LINE公式アカウント 料金プラン』(2026年10月20日参照)(通数の数え方)

公式の解説動画では、アカウント開設後に最初に行う初期設定(プロフィール・あいさつメッセージ・リッチメニューなど)を画面付きで確認できます。

LINEヤフー for Business 公式チャンネル「【動画でわかるLINE公式アカウント】初期設定編」

Web予約の受付先は、院の予約システムや電子カルテの予約機能とつなぐのが一般的です。予約・カルテ・会計の連携まで考える場合は整骨院の電子カルテ比較も参考にしてください。

予約・リピート率を上げるおすすめの活用方法|配信設計の5ステップ

競合の解説記事の多くは「クーポンを配る」「QRコードをチラシに載せる」といった新規集客の手法を中心に紹介しています。しかし整骨院の場合、LINEの友だちはすでに来院したことがある人がほとんどです。そこで、新規を増やす前に「来院した人との関係を続ける」設計から作るのがおすすめです。

整骨院のLINE配信設計:来院からの流れ
整骨院のLINE配信設計:来院からの流れ

ステップ1:友だち登録は「受付・会計の場」で頼む

友だちを増やす一番確実な場所は院内です。初回の受付や会計のときに、QRコードを見せて「次回のご予約や休診のお知らせをLINEでお送りします」と一言添えるだけで、登録の目的が伝わります。ホームページやGoogleビジネスプロフィールに友だち追加のリンクを載せておくと、来院前の人にも予約の窓口として使ってもらえます。

ホームページの予約導線の作り方は整骨院のホームページの作り方、Googleマップからの導線は整骨院のMEO対策:Googleビジネスプロフィールの設定で詳しく解説しています。

ステップ2:リッチメニューを「予約・電話・アクセス」中心に作る

リッチメニューは、トーク画面を開くたびに表示される院の玄関です。整骨院では「Web予約」「電話をかける」「料金・メニュー」「アクセス・駐車場」「初めての方へ」「お問い合わせ(チャット)」の6つにまとめると迷われません。料金を載せる場合は、保険の施術と自費メニューを分けて表示します。

ステップ3:あいさつメッセージと応答メッセージを先に整える

友だち登録直後に自動で届くあいさつメッセージには、予約方法、受付時間、休診日、駐車場の有無など、来院前に聞かれやすいことをまとめます。時間外の問い合わせには応答メッセージで「受付時間内に順番に返信します」と返し、すぐ返事が来ない不安を減らします。どちらも通数に数えないため、費用を気にせず設定できます。

出典: LINEヤフー for Business『LINE公式アカウント 料金プラン』(2026年10月20日参照)

ステップ4:配信は「全員に毎週」ではなく「経過日数で対象を絞る」

一斉配信を毎週続けると、関係のない案内が増えてブロックされやすくなり、通数もかさみます。配信は、休診や年末年始のお知らせのような全員向けのものは月1回程度にとどめ、それ以外は「最終来院から2〜3週間たった人」「2〜3か月来院がない人」のように対象を絞って送るのが基本です。対象の絞り込みには、友だちにタグ(属性)を付けられる機能や、予約システムとの連携機能を使います。

来院からの配信スケジュール例
  • 当日
    来院のお礼と次回予約の案内
    施術後の過ごし方の一般的な注意と、Web予約へのリンク。症状の評価や効果の約束は書かない
  • 前日
    予約の確認
    チャットで日時を確認。キャンセル・変更の方法を添える(チャットは通数に数えない)
  • 2〜3週間後
    セルフケア情報
    ストレッチや姿勢など、院の考え方が伝わる一般的な情報+予約導線
  • 2〜3か月後
    しばらく来院のない方へ
    営業時間の変更や新しい受付方法などのお知らせ。値引きで呼び戻すより、来院のきっかけになる情報を
  • 随時
    休診・営業時間の変更
    全員向けに送る数少ない配信。月1回程度にまとめる

ステップ5:数字で振り返る

LINE公式アカウントの管理画面では、友だち数やブロック数、配信ごとの開封・クリックなどを確認できます。月に1回、「友だち追加数」「ブロック数」「リッチメニューの予約ボタンのクリック数」「LINE経由の予約数」を記録し、配信内容や回数を見直しましょう。院全体の売上や再来院の考え方は整骨院の売上と月商の目安が参考になります。

柔道整復師・理学療法士の求人・転職情報

働き方・給与・職場選びのポイントは本文の各章で解説しています。

整骨院のLINE配信で守るべき注意点|広告ルール・保険・個人情報

LINEは患者さんと直接つながる分、配信内容が院の信用に直結します。整骨院が特に気をつけたいのは、①柔道整復師法と広告ガイドライン、②保険施術の一部負担金、③健康に関する個人情報、④LINEヤフーのガイドライン、の4つです。

①一斉配信は「広告」として扱い、書ける事項の範囲で書く

柔道整復師法第24条は、施術所について広告できる事項を限定しています。2025年2月の厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドラインでは、SNSでの書き込みは公開範囲が限られていても、誘引性・特定性・認知性の3要件を満たせば広告として扱われると整理されました。一方、院内で配布するパンフレットや、利用者の求めに応じて送るメールは原則として広告とみなさないとされています。

出典: 厚生労働省『あはき・柔整広告ガイドライン』(医政発0218第1号)(2025年)・e-Gov法令検索『柔道整復師法』第24条

友だち全員への一斉配信は、来院を促す目的で多数の人に届くため、広告に近い性格を持ちます。そのため、一斉配信やリッチメニューは「広告できる事項」の範囲で書くのが安全です。「肩こりが1回で治る」「〇〇市No.1」「たった3回で改善」のような効果の保証や比較表現、施術前後の写真、謝礼を払って集めた患者さんの声は載せないでください。一方、患者さんから個別に質問があってチャットで答える場合は、利用者の求めに応じた個別の回答にあたりますが、それでも効果を約束する言い方は避けましょう。

広告できる事項と禁止表現の一覧は、整骨院の広告規制とガイドラインで詳しくまとめています。

②保険施術の一部負担金を割り引くクーポンは出さない

受領委任を取り扱う整骨院は、患者さんから受け取る一部負担金を減免したり、超えて徴収したりしてはいけないとされています。「LINE登録で窓口負担半額」「初回の保険施術0円」といったクーポンは、このルールに反するおそれがあります。クーポンやショップカードの特典は自費メニューに限るのが原則です。

出典: 厚生労働省『柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任の取扱規程』(2018年)

自費メニューの値引きでも、「いつでも半額」なのに「今だけ」とうたうなど、実際より有利に見せる表示は景品表示法の有利誤認にあたるおそれがあります(消費者庁「表示規制の概要」)。回数券や前払いプランをLINEで案内する場合の注意点は整骨院の回数券・前払いプランの法律と注意点、保険と自費の線引きは接骨院の自費移行:メニュー設計と保険との併用ルール・受領委任とは?柔道整復の保険の受け取り方を確認してください。

③症状や既往歴をトークで集めすぎない

個人情報保護法では、病歴など本人に対する不当な差別や偏見が生じないよう特に配慮が必要な情報を「要配慮個人情報」と定め、取得するには原則として本人の同意が必要としています。LINEのチャットで「どこが痛いですか」「持病はありますか」と詳しく聞き取ると、こうした情報がトーク履歴に残り、スタッフの誰がいつ見られるかという管理の問題も生じます。

出典: e-Gov法令検索『個人情報の保護に関する法律』第2条第3項・第20条第2項(2026年10月20日参照)

  • チャットの用途は「予約・変更・問い合わせ」に限り、症状の詳しい聞き取りは来院時の問診票で行う
  • 症状の相談が来たら「詳しくは来院時にお伺いします」と返し、トーク上で判断や見立てを伝えない
  • 管理画面にログインできるスタッフを限定し、退職時は権限を外す
  • 院のプライバシーポリシーに、LINEで受け取る情報と利用目的を書いておく

④LINEヤフーのガイドライン違反はアカウント停止もある

LINE公式アカウントには独自のガイドラインがあり、違法行為の助長、第三者の権利侵害、虚偽の情報や事業と関係のない内容の配信、スパム的な連投、第三者の個人情報の不正な収集などが禁止されています。違反が見つかった場合は、コンテンツの非表示やアカウントの利用停止などの措置がとられるとされています。友だちを集めるために事業と無関係なプレゼント企画を乱発する、といった運用は避けましょう。

出典: LINEヤフー for Business『配信コンテンツに関する禁止事項』(2024年)・『LINE公式アカウントガイドライン』

配信前のチェックリスト
□ 効果の保証・比較・No.1・体験談・施術前後写真が入っていない
□ 割引・特典の対象は自費メニューだけになっている
□ 「今だけ」「先着」などの表示が事実どおり
□ 症状や持病をトークで聞き出す内容になっていない
□ 送る相手を絞り、今月の通数がプランの上限内に収まる

整骨院と整体院でLINE活用はどう違う?「整体 Re:LINE」の考え方

「整体 Re:LINE」のように、整体院向けのLINE運用ノウハウを探す人もいます。整骨院(接骨院)と整体院では、LINEの機能や料金は同じでも、書ける内容と特典の出し方が違います。整骨院は国家資格の柔道整復師が施術する施術所で、柔道整復師法の広告規制と保険施術のルールがかかります。整体院は国家資格のない施術にあたるため柔道整復師法の広告規制の対象外ですが、広告ガイドラインは、無資格の施術について国家資格の業と誤認させる表示や、腰痛・肩こりなど症状への施術をうたう表現は適切でないとしています。

出典: 厚生労働省『あはき・柔整広告ガイドライン』(医政発0218第1号)(2025年)(概要)

項目整骨院・接骨院整体院
施術者国家資格(柔道整復師)国家資格なし
配信内容のルール柔道整復師法第24条の広告できる事項の範囲で書く国家資格の業と誤認させる表現・症状への施術をうたう表現は避ける
クーポン・特典自費メニューのみ。保険施術の一部負担金は減免しない自費のみなので設計しやすいが、景品表示法は共通
リッチメニューの料金表示保険の施術と自費メニューを分けて表示メニューごとの料金と所要時間
向いている配信予約確認、通院の継続、自費メニューの案内回数券・メンテナンス周期の案内
整骨院と整体院のLINE活用の違い

出典: 厚生労働省『あはき・柔整広告ガイドライン』(医政発0218第1号)(2025年)・厚生労働省『柔道整復師の施術に係る療養費の受領委任の取扱規程』(2018年)

整体院向けのノウハウを整骨院でそのまま使うと、症状をうたう配信や保険施術の割引になりやすい点に注意してください。SNS全体の使い分けは接骨院のSNS広告の運用、集客手段の全体像は接骨院の集客方法12選で解説しています。

失敗しないLINE公式アカウントの始め方|開設から1か月の手順

  1. アカウントを開設する:院名・住所・電話番号は、ホームページやGoogleビジネスプロフィールと同じ表記にそろえる
  2. プロフィールとリッチメニューを作る:予約・電話・料金・アクセス・初めての方へ・問い合わせの6項目
  3. あいさつメッセージと応答メッセージを設定する:予約方法・受付時間・休診日・駐車場
  4. 院内ルールを決める:チャットに返信する担当と時間帯、症状の相談への返し方、配信前のチェック担当
  5. 受付・会計で友だち登録を案内する:QRコードを受付と会計に置き、一言添えて案内
  6. 1か月後に数字を見直す:友だち数・ブロック数・予約ボタンのクリック数から、配信の回数と内容を調整する

LINEは院の働き方を発信する場にもなり、スタッフ採用の窓口として使う院もあります。採用の基本は接骨院の求人の出し方、集客が続かず経営が苦しくなるパターンは整骨院が廃業する理由と回避策で紹介しています。

整骨院のLINE公式アカウントに関するよくある質問

Q
整骨院のLINE公式アカウントは無料で使えますか?
A

使えます。コミュニケーションプランは月額0円で、毎月200通までメッセージを配信できます。チャットでの1対1のやりとり、応答メッセージ、あいさつメッセージは通数に数えないため、予約の問い合わせ対応が中心なら無料プランでも運用できます。

Q
友だちが何人くらいになったら有料プランにすべきですか?
A

通数は「配信回数×送った友だち数」で決まるため、友だち数と配信回数の組み合わせで考えます。たとえば友だち200人に月1回全員配信なら200通で無料枠に収まりますが、月2回にすると400通でライトプラン(月額5,000円・税別、5,000通)が必要です。対象を絞った配信にすると通数を抑えられます。

Q
LINEで新規の患者さんは増えますか?
A

LINEの友だちの多くはすでに来院した人なので、新規集客の主役はGoogleビジネスプロフィールやホームページです。LINEはホームページやGoogleマップに友だち追加の導線を置き、予約の窓口として使うと、新規の予約の取りこぼしを減らす役割を果たします。

Q
LINEのクーポンで保険の施術を割り引いてもいいですか?
A

受領委任を取り扱う整骨院は、一部負担金を減免してはいけないとされているため、保険施術の窓口負担を割り引くクーポンは避けてください。特典は自費メニューに限るのが原則です。

Q
LINEのチャットで症状の相談に答えてもいいですか?
A

予約や持ち物などの問い合わせに答えるのは問題ありませんが、症状の詳しい聞き取りや見立てをトークで行うのはおすすめしません。病歴などは要配慮個人情報にあたり、トーク履歴の管理の問題も生じます。「詳しくは来院時にお伺いします」と返し、問診は院内で行いましょう。

まとめ:整骨院のLINE公式アカウントは「来院後の関係づくり」から設計する

LINEの利用率は60代でも9割を超え、整骨院の患者さんのほとんどに届く連絡手段になりました。整骨院のLINE公式アカウントは、受付・会計での友だち登録、予約・電話・アクセスに届くリッチメニュー、あいさつ・応答メッセージを整えるところから始め、配信は来院からの経過日数で対象を絞って送るのが基本です。

料金はコミュニケーションプランの0円から始められ、チャットや応答メッセージは通数に数えません。そのうえで、一斉配信は広告できる事項の範囲で書く、保険施術の一部負担金を割り引かない、症状をトークで集めすぎない、という3つのルールを守れば、院の信用を保ちながら予約とリピートを増やせます。

LINEで院の雰囲気や働き方を発信すると、患者さんだけでなく一緒に働く仲間探しにもつながります。採用の考え方は接骨院の求人の出し方もあわせてご覧ください。

柔道整復師・理学療法士の求人・転職情報

働き方・給与・職場選びのポイントは本文の各章で解説しています。

参考・出典

参考動画

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