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整骨院のホームページの作り方【2026】集客できる必須10項目・費用・広告ルール

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「ホームページを作ったのに予約が増えない」「制作会社に任せたら、広告ガイドラインに引っかかりそうな表現だらけだった」——整骨院・接骨院のホームページは、一般の店舗サイトと同じ作り方では失敗しやすい分野です。施術所には柔道整復師法の広告規制と2025年に通知された厚生労働省の広告ガイドラインがあり、そのうえで、スマートフォンで探す患者さんに選ばれる設計が求められます。

結論から言うと、集客できる整骨院のホームページは「①誰のための院かが3秒で分かるトップページ」「②保険と自費を分けた料金表・施術の流れ・アクセスなど来院前の不安を消す10項目」「③スマホからワンタップで予約・電話できる導線」の3つでできています。そして、効果の保証や「No.1」のような比較表現、謝礼付きの口コミは、ホームページでも「掲載すべきでない」とされています。

この記事では、厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドライン、総務省の通信利用動向調査、Google検索セントラルの公式ドキュメント、持続化補助金の公募要領、個人情報保護法といった一次情報をもとに、整骨院のホームページの作り方を、掲載項目・デザイン・費用・MEOとの連携・失敗例まで順番に解説します。

この記事の要点
①自院ホームページは原則「広告」に当たらないが、効果保証・比較・加工ビフォーアフター・謝礼付き口コミは掲載すべきでないとされる
②自費メニューの料金・回数券の契約条件・主なリスクは、ガイドライン上「掲載すべき事項」
③Googleはスマホ版のページで評価する(モバイルファーストインデックス)。表示速度の目安はLCP2.5秒以内
④持続化補助金のウェブサイト関連費は上限30万円・単独申請不可で、保険施術の宣伝には使えない
⑤Googleビジネスプロフィールと院名・住所・電話番号をそろえ、MEOと役割分担する

整骨院のホームページとは?集客での役割

患者さんが整骨院を選ぶとき、ホームページだけを見て決めることは少なくなりました。多くの場合、「地域名+整骨院」で検索したりGoogleマップで近くの院を探したりして、候補を2〜3院に絞り、最後に「どんな院か」「いくらかかるか」「予約できるか」を確かめるためにホームページを開きます。つまりホームページの役割は、見つけてもらう入り口というより、来院を決めてもらう最後の確認場所です。

整骨院のWeb集客でホームページが担う位置(編集部作成)
整骨院のWeb集客でホームページが担う位置(編集部作成)

地図検索側の対策は整骨院のMEO対策:Googleビジネスプロフィールの設定、集客手段全体の組み立て方は接骨院の集客方法12選で解説しています。ホームページは、それぞれの入り口から来た人を予約まで運ぶ「受け皿」として設計するのがポイントです。

患者さんはスマートフォンで見ている

総務省の「令和7年通信利用動向調査」によると、スマートフォンを保有する世帯の割合は91.8%で、パソコン(64.4%)を大きく上回っています。10年前の平成28年はスマートフォン71.8%、パソコン73.0%とほぼ並んでいましたが、その後スマートフォンだけが伸び続けています。

年スマートフォンパソコン
平成28年(2016)71.8%73.0%
平成30年(2018)79.2%74.0%
令和2年(2020)86.8%70.1%
令和4年(2022)90.1%69.0%
令和6年(2024)90.5%66.4%
令和7年(2025)91.8%64.4%
世帯における情報通信機器の保有割合

出典: 総務省『令和7年通信利用動向調査』ポイント(2026年5月公表)

世帯のスマートフォン・パソコン保有率の推移
出典: 総務省「令和7年通信利用動向調査」

Google検索も、スマートフォン用のクローラが取得したモバイル版のページを使ってインデックス登録とランキングを行っています(モバイルファーストインデックス)。パソコンで見てきれいなだけのホームページは、患者さんにも検索エンジンにも不利です。制作会社のデザイン案は、必ずスマートフォンの実機で確認しましょう。

出典: Google 検索セントラル『モバイルファースト インデックスに関するおすすめの方法』(2026年2月更新)

ホームページを作る前に決める3つのこと

制作に入る前に、次の3つを紙1枚にまとめておくと、制作会社に依頼する場合も自作する場合も、ページの中身がぶれません。

  1. ターゲット:「近隣の会社員の急な腰のけが」「部活動のスポーツ外傷」「産後の骨盤まわりの不調(自費)」など、来てほしい患者像を1〜2つに絞る
  2. 強み:夜20時まで受付、駐車場あり、女性スタッフ在籍、個室ありなど、事実として示せる特徴を書き出す(「技術が高い」「根本改善」は広告上も示しにくい)
  3. 保険と自費の比率:保険施術が中心か、自費メニューを伸ばしたいかで、トップページで目立たせる内容と料金表の作り方が変わる

保険施術の対象になるけがの範囲を正しく書くことは、ホームページの信頼性に直結します。対象と対象外の線引きは整骨院で保険が使える範囲、自費メニューの組み立て方は接骨院の自費移行:メニュー設計と保険との併用ルールを参考にしてください。月にどのくらいの新患が必要かは、整骨院の売上と月商の目安の数字から逆算すると目標を立てやすくなります。

整骨院のホームページに必須の掲載項目10

競合上位の整骨院サイトと、広告ガイドラインの「掲載すべき事項」を照らし合わせると、最低限そろえたい項目は次の10個です。1項目=1ページでなくても構いませんが、トップページから1タップで届くようにします。

掲載項目載せる内容注意点
①トップページ誰のための院か、受付時間、最寄駅・駐車場、予約ボタン「〇〇専門」「根本改善」など根拠を示せない表現は避ける
②院長・スタッフ紹介氏名、柔道整復師などの国家資格、写真、院の方針資格は国家資格を明記。民間資格の羅列で誤認させない
③施術内容保険施術の対象(急性・亜急性の外傷)と自費メニューの内容保険が使える範囲を正確に。「どなたでも保険が使えます」は不可
④料金表保険の窓口負担の目安の考え方、自費メニューの料金・所要時間自費の「通常必要な費用」はガイドライン上の掲載すべき事項
⑤施術の流れ受付→問診→検査→施術→説明→会計の流れと初回の所要時間初めての人の不安を減らす。持ち物(保険証等)も記載
⑥回数券・プランの条件回数・有効期限・解約や返金の条件契約条件もガイドライン上の掲載すべき事項
⑦主なリスク・副作用施術後のもみ返し、内出血など自費施術の主なリスク自費施術のリスクは掲載すべき事項
⑧アクセス住所、地図、最寄駅からの道順・所要時間、駐車場の台数Googleビジネスプロフィールと住所表記をそろえる
⑨予約・問い合わせ電話番号(タップで発信)、Web予約、LINEフォームは個人情報の利用目的を明示する
⑩お知らせ・コラム休業日、季節のけが予防、セルフケアなど症状名と効果を結びつけた断定的な書き方は避ける
競合上位10サイトの見出し構成と、あはき・柔整広告ガイドラインⅥ(ウェブサイト等)をもとに編集部作成

出典: 厚生労働省『あはき・柔整広告ガイドライン』Ⅵ インターネット上のウェブサイト等(2025年)

特に④⑥⑦は、看板やチラシには書けない一方で、ホームページでは書くべきとされている項目です。回数券を販売している院は、特定商取引法や返金ルールとの関係もあるため、整骨院の回数券・前払いプランの法律と注意点で契約条件の書き方を確認しておきましょう。

「口コミ」「お客様の声」の載せ方

競合サイトの多くが「お客様の声」を集客の要として紹介していますが、ガイドラインは、都合の良い感想だけを選んだ体験談や謝礼を払って書いてもらった地図サイトの口コミを掲載すべきでない例に挙げています。また、院が依頼・謝礼をして書かせた口コミを広告と分からない形で掲載すると、2023年10月1日から景品表示法のステルスマーケティング規制の対象になります。

出典: 消費者庁『ステルスマーケティングに関するQ&A』(2026年10月19日参照)

載せるなら、患者さんが自発的に書いてくれた感想を、本人の同意を得て、改善度合いを誇張せずに掲載するのが基本です。「〇回で治った」のような効果の断定は削り、「通いやすさ」「説明の分かりやすさ」など院の雰囲気が伝わる部分を中心にすると、ガイドラインとの衝突を避けやすくなります。

ホームページと広告ガイドライン|書いてはいけない表現

柔道整復師法第24条は、施術所の広告に書ける事項を限定しています。ただ、自院のホームページは、利用者が自ら検索やURL入力をして閲覧するものなので、ガイドラインでは原則として広告とはみなさないと整理されました。その一方で、ネットでの情報収集が一般的になったことを踏まえ、ホームページについても「掲載すべきでない事項」と「掲載すべき事項」が示されています。

出典: e-Gov法令検索『柔道整復師法』第24条(2026年10月19日参照)

区分内容(ガイドラインの例示)
掲載すべきでない:虚偽・証明できない内容絶対安全な施術です、絶対に治る施術、どこへ行っても治らなかった方へ、根本治療、○○に効きます、治癒率○%、満足度○%、たった1回で効果を実感、加工・修正したビフォーアフター写真
掲載すべきでない:比較・優良誤認日本一、No.1、最高、口コミサイトで1位を獲得、全国優良○○院、著名人も施術を受けています、謝礼を払って書いてもらった地図サイトの口コミ
掲載すべきでない:誇大・都合の良い情報の強調実態のない団体の認定資格の強調、撮影条件を変えたビフォーアフター、都合の良い感想だけを選んだ体験談
掲載すべきでない:あおり・費用の強調こんな症状が出ていたら今すぐ来院を、根拠の乏しい情報で不安をあおる表現、費用の安さの過度な強調
掲載すべき事項問い合わせ先、自費施術の内容と通常必要な費用、回数券・プリペイドの内容と契約条件、自費施術の主なリスク・副作用

出典: 厚生労働省『あはき・柔整広告ガイドライン(広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針)』(2025年)(Ⅵ インターネット上のウェブサイト等)

注意したいのは、同じホームページでも「広告」として扱われる場面があることです。ガイドラインは、検索結果にスポンサーとして表示されるリスティング広告やバナー広告と、そこからリンクされたページ、費用を払って上位表示させているもの、施術所が掲載料を払っている紹介サイトなどを広告の側に整理しています。リスティング広告を出す場合、着地ページは看板と同じ「広告可能事項」の範囲で作る必要があります。

表現の細かい可否や、違反したときの行政指導・罰則の流れは整骨院の広告規制とガイドラインにまとめています。制作会社に原稿を任せる場合も、公開前に院側でこの表を使って点検しましょう。SNSの投稿・広告の扱いは接骨院のSNS広告の運用もあわせて確認してください。

柔道整復師・理学療法士の求人・転職情報

働き方・給与・職場選びのポイントは本文の各章で解説しています。

集客できるデザインと予約導線の作り方

「おしゃれな整骨院のホームページ」を参考にするのは良いことですが、見た目より先に、スマートフォンで開いて3秒以内に「どこの、誰のための院か」と「予約方法」が分かるかを基準にしましょう。デザインで押さえたいポイントは次のとおりです。

  • ファーストビュー:院名、対象(例:スポーツのけが・交通事故・産後)、受付時間、予約ボタンを最初の画面に収める
  • 固定の予約ボタン:スマホでは画面下部に「電話する」「Web予約」「LINE」を固定表示し、どのページからでも1タップで予約できるようにする
  • 写真:外観・入口・受付・施術スペース・駐車場の実写真。初めての人は「入りやすいか」を写真で判断する
  • 文字の大きさと色:中高年の患者さんも読みやすい文字サイズとコントラストにする
  • ページの軽さ:大きな画像や動画の自動再生は表示速度を落とす

表示速度などのページ体験について、Googleは「Core Web Vitals」という3つの指標で目安を示しています。テンプレートや制作会社を選ぶときの確認項目に入れておきましょう。

指標何を測るか良好の目安
LCP(Largest Contentful Paint)読み込みの速さ(メイン画像や見出しが表示されるまで)ページの読み込み開始から2.5秒以内
INP(Interaction to Next Paint)操作への反応の速さ(ボタンをタップしてから反応するまで)200ミリ秒未満
CLS(Cumulative Layout Shift)表示中のレイアウトのずれ(予約ボタンが動いて押し間違える等)0.1未満

出典: Google 検索セントラル『Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について』(2025年12月更新)

これらは、Googleが無料で提供しているPageSpeed InsightsやSearch Consoleで測定できます。制作会社に依頼する場合は「公開前にPageSpeed Insightsのスマートフォンの結果を共有してほしい」と伝えておくと、重すぎるデザインを防げます。

ホームページ制作の方法と費用|3つの作り方を比較

整骨院のホームページの作り方は、大きく分けて「ホームページ作成サービス(テンプレート)で自作」「WordPressで自作・一部外注」「制作会社に依頼」の3つです。

作り方向いている院メリットデメリット・注意点
ホームページ作成サービス(テンプレート)開業直後で予算を抑えたい、まず5〜10ページで十分月額制で始めやすい。整骨院向けテンプレートがあるサービスもデザインと機能の自由度が低い。サービス終了・解約時にデータを移せない場合がある
WordPressで自作・一部外注コラムを積み重ねて検索流入を増やしたいページの追加・更新を自院で行える。予約・LINE連携の選択肢が多いサーバー管理・更新・セキュリティ対策を自分で行う必要がある
制作会社に依頼競合が多い地域、自費メニューを本格的に伸ばしたい撮影・原稿・導線設計まで任せられる費用が高い。ガイドラインに反する表現が入っていないか院側で確認が必要
編集部作成

制作費は、ページ数・撮影の有無・原稿作成の範囲・予約システムの連携などで大きく変わり、公的な統計もないため、本記事では金額の相場は示しません。見積もりを比べるときは、総額ではなく次の内訳がそろっているかで比較するのが確実です。

費用の内訳確認すること
初期費用(設計・デザイン・コーディング)ページ数、スマホ対応、修正回数の上限
原稿・撮影原稿は誰が書くか、写真撮影は含まれるか、広告ガイドラインの確認をしてくれるか
ドメイン・サーバー名義は院(院長)か、制作会社か。解約時に移管できるか
保守・更新費(月額)お知らせ更新・料金変更は何回まで含むか、障害時の対応
予約システム・LINE連携外部サービスの月額費用は別途か

特にドメインの名義は重要です。制作会社名義のまま解約すると、院のURLを使えなくなり、Googleビジネスプロフィールやチラシに載せたURLもすべて変更が必要になります。ホームページは開業準備の一部でもあるため、全体の予算配分は接骨院の開業費用、開業の手続きの流れは接骨院・整骨院の開業届出ガイドで確認しておきましょう。

持続化補助金は使える?ウェブサイト関連費の条件

ホームページ制作に使える補助金として、国の「小規模事業者持続化補助金」がよく紹介されます。2026年10月時点で公開されている一般型(通常枠)第20回と創業型第4回の公募要領では、ホームページ制作は「ウェブサイト関連費」として次の条件付きで対象になっています。

条件公募要領の内容
補助上限・補助率(一般型通常枠)補助上限50万円・補助率2/3(賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)
補助上限・補助率(創業型)補助上限200万円・補助率2/3
ウェブサイト関連費の上限当経費の補助金交付申請額の上限は30万円(税込)
単独申請ウェブサイト関連費のみによる申請はできない。必ずほかの経費と一緒に申請
処分制限50万円(税抜)以上で作成・更新したウェブサイトは処分制限財産に該当し、通常5年間は処分が制限される場合がある
申請受付(両型とも予定)2026年11月5日〜12月15日17:00

出典: 小規模事業者持続化補助金事務局『一般型 通常枠 第20回公募 公募要領(第8版)』(2026年7月)

出典: 小規模事業者持続化補助金事務局『創業型 第4回公募 公募要領(第8版)』(2026年5月)

整骨院にとって最大の注意点は、公募要領が「薬局・整骨院等の保険診療報酬が適用されるサービス」を補助対象外の事業に、「保険診療で使用する機械や保険診療の宣伝も兼ねるチラシ等」を対象外経費に挙げていることです。保険施術の集客を目的としたホームページは対象になりません。自費メニューの販路開拓として申請する場合も、対象になるかは申請前に地域の商工会・商工会議所に確認してください。

MEO・SEOとの連携|Googleマップとホームページをつなぐ

地域の整骨院を探す人の多くは、検索結果の地図枠(Googleビジネスプロフィール)を見ています。ホームページは、ビジネスプロフィールの「ウェブサイト」欄から飛んでくる人の受け皿であると同時に、ビジネスプロフィールの情報が正しいことを裏付ける役割もあります。

連携ポイントやること根拠・参考
院名・住所・電話番号をそろえるホームページ、ビジネスプロフィール、ポータル、SNSで表記を完全に一致させる(ビル名・階数・ハイフンまで)表記ゆれは同じ院だと判断されにくくなる
ページのタイトル各ページの<title>に院名と地域・内容を入れる(例:〇〇接骨院|〇〇駅徒歩3分)Googleは<title>要素などからタイトルリンクを生成する
分かりやすいURL/price/、/access/ のように内容が分かる英単語にするGoogleはユーザーの役に立つ言葉をURLに含めることを推奨
構造化データLocalBusinessの構造化データで住所・電話番号・営業時間をマークアップGoogle検索セントラルのローカルビジネス構造化データ
症状名を使ったURLやタイトル症状名と効果を結びつけたページ名は避け、施術内容や院の情報を中心にする広告ガイドラインの考え方に沿う

出典: Google 検索セントラル『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』(2025年12月更新)

出典: Google 検索セントラル『ローカル ビジネス(LocalBusiness)の構造化データ』(2026年9月更新)

ビジネスプロフィールの具体的な設定手順と、口コミ依頼をガイドラインの範囲で行う方法は整骨院のMEO対策:Googleビジネスプロフィールの設定で詳しく解説しています。ホームページとMEOは別々に作るのではなく、同じ情報を同じ表記で出すことが最優先です。

Web予約フォームと個人情報の扱い

予約フォームでは、氏名・電話番号に加えて「痛む部位」「いつから」など、健康状態に関わる情報を受け取ることがあります。個人情報保護法第21条は、本人から直接書面(電磁的記録を含む)で個人情報を取得する場合、あらかじめ本人に利用目的を明示しなければならないと定めています。Webフォームはこの電磁的記録に当たります。

出典: e-Gov法令検索『個人情報の保護に関する法律』第21条(2026年10月19日参照)

  • フォームの送信ボタンの近くに、利用目的(予約の受付・確認の連絡のため等)とプライバシーポリシーへのリンクを置く
  • フォームはSSL(https)で暗号化されたページに設置する
  • 症状の詳しい内容は来院時の問診で聞くこととし、フォームの入力項目は最小限にする
  • フォームから届いたメールの保存場所・閲覧できるスタッフを決めておく

予約情報をカルテや予約管理と一元化したい場合は、整骨院の電子カルテ比較で予約機能つきのシステムも比較しています。入力項目を減らすことは、個人情報の管理負担を減らすだけでなく、予約の途中離脱を防ぐことにもつながります。

整骨院のホームページでよくある失敗と注意点

よくある失敗原因対策
作ったのに予約が増えない誰のための院か分からない、予約ボタンが探しにくいターゲットを絞り、スマホ下部に予約ボタンを固定
保健所・業界団体から表現を指摘された制作会社のテンプレート原稿に「根本改善」「No.1」などが残っていた公開前にガイドラインの表で全ページを点検
料金が分からず電話が増える・来院前に離脱保険と自費の区別、初回の費用目安を載せていない保険・自費を分けた料金表と初回の流れを掲載
解約したらURLが使えなくなったドメイン・サーバーが制作会社名義だった契約前に名義と移管条件を確認
情報が古い休業日や料金を更新できる人がいない更新の担当と手順を決め、月1回はお知らせを更新
表示が遅い大きな画像・動画の多用Core Web Vitalsの目安で公開前に確認
編集部作成

集客が伸びない状態が続くと、固定費の重さが経営を圧迫します。廃業に至った院の傾向は整骨院が廃業する理由と回避策でまとめていますが、ホームページは「作って終わり」ではなく、予約数を見ながら直していくものと考えましょう。

整骨院のホームページの作り方|公開までの手順

整骨院ホームページ作成のステップ
  • STEP1
    設計
    ターゲット・強み・保険/自費の比率を1枚にまとめる
  • STEP2
    作り方と依頼先を決める
    テンプレート・WordPress・制作会社を比較。ドメイン名義と保守範囲を確認
  • STEP3
    原稿と写真をそろえる
    必須10項目の原稿、外観・受付・施術スペース・駐車場の写真
  • STEP4
    ガイドラインで点検
    効果保証・比較・加工ビフォーアフター・謝礼付き口コミがないか確認。料金・契約条件・リスクを掲載
  • STEP5
    スマホで動作確認
    予約ボタン・電話タップ・フォーム送信、PageSpeed Insightsで表示速度
  • STEP6
    公開・連携
    Googleビジネスプロフィールにホームページを登録し、表記をそろえる。Search Consoleに登録
  • STEP7
    改善
    予約数・電話数・検索での表示回数を毎月見て、ページを直す

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働き方・給与・職場選びのポイントは本文の各章で解説しています。

整骨院のホームページに関するよくある質問

Q
整骨院のホームページは広告規制の対象ですか?
A

厚生労働省のあはき・柔整広告ガイドラインでは、自院のホームページは利用者が自ら検索して閲覧するため原則として広告とはみなさないとされています。ただし、効果の保証や比較表現、加工したビフォーアフター写真などは掲載すべきでないとされ、リスティング広告の着地ページなどは広告として扱われます。

Q
ホームページに症状名を書いてもいいですか?
A

ホームページでは症状の説明や施術の流れを書くこと自体は禁止されていませんが、「○○に効きます」「根本治療」のように効果を保証する書き方は掲載すべきでない例に挙げられています。看板・チラシ・リスティング広告では症状名や施術方法は広告できないため、媒体ごとに使い分けが必要です。

Q
ホームページ制作に補助金は使えますか?
A

小規模事業者持続化補助金のウェブサイト関連費として対象になる場合がありますが、上限は30万円(税込)で、ウェブサイト関連費だけでの申請はできません。また保険診療報酬が適用されるサービスや保険診療の宣伝を兼ねるチラシ等は対象外とされているため、整骨院では自費メニューの販路開拓に限られます。

Q
ホームページとGoogleビジネスプロフィールはどちらが大事ですか?
A

役割が違うため両方必要です。地図検索で見つけてもらうのがGoogleビジネスプロフィール、料金や施術の流れを確認して予約を決めてもらうのがホームページです。院名・住所・電話番号の表記を完全にそろえて連携させましょう。

Q
自分でホームページを作っても集客できますか?
A

できます。テンプレート型のサービスやWordPressでも、必須10項目と予約導線がそろっていれば十分機能します。ただし、広告ガイドラインの点検、スマホでの表示速度、ドメインの名義管理は自院の責任になるため、公開前のチェックを省かないことが大切です。

まとめ:整骨院のホームページは「来院を決める最後の確認場所」として作る

整骨院のホームページは、検索やGoogleマップ、SNSで院を知った人が「この院に行こう」と決めるための場所です。誰のための院かが一目で分かるトップページ、保険と自費を分けた料金表や施術の流れなど必須10項目、そしてスマートフォンから1タップで予約できる導線をそろえることが、集客できるホームページの基本です。

そのうえで、効果の保証・比較・加工したビフォーアフター・謝礼付き口コミといった「掲載すべきでない」表現を外し、自費の料金・回数券の契約条件・主なリスクという「掲載すべき事項」を載せること。制作会社に任せる場合も、ドメインの名義と広告ガイドラインの点検だけは院側で必ず確認しましょう。

ホームページで院の方針や働き方を発信しておくと、患者さんだけでなくスタッフ採用にも役立ちます。採用ページの考え方は接骨院の求人の出し方もあわせてご覧ください。

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参考・出典

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